前回の飛野てんてーの記事にあるとおり、コスプレカフェとかいうのに行ってきた私です。
しかしですね、ええ。
私これきっかけで、クイーンズブレイドについて改めてきちんと調べてみたのですが。
これ、元ネタはアメリカのスティーブ・ジャクソンのフライング・バッファロー社が作った、エロでも何でも無い『対戦型ゲームブック』 だったんだそーで。
わ、ビックリ!
てーコトは、さらに源流をたどると、『二人の王子』ということになるんでしょう。
いやいやいや。
もともと、エロのカケラもない企画を、こーんなエロで煮しめたようなものに全力で変えてしまうって。
そら、世界各国から、『日本は変態王国』って、言われるわっ!
ってなモンでございますよ。
しかしですね、ええ。
いささか苦言を申し上げさせていただければ、ですよ。
この日本の…んー、昨今のオタク的とされる風潮の、ですよ。
『とにかく何が何でもエロで煮しめようとする』
『というか、エロで煮しめないでそのまま楽しむことが出来ない』
っていうーよーな、この、『オタク業界的スタンダード』 っぷりは、いささかどーかと思います!
どーーーーかと思いますっっ!
もちろん、エロスフィクションを楽しむのがけしからん、ということではないですよ。
まあ、正直日本で、対戦型ゲームブックという企画そのものが受けたかというと難しい気はしますが。
だからって、こんな全力でエロのみが売りです、みたいな企画にしないでもええやん、というか、何なんでしょう。
なんてーんですかね。
たとえば僕は、ここ数年いわゆる洋ゲーとかをよくやるのですが、世の中にはまあ、洋ゲー至上主義と揶揄される人もいますし、逆にアンチ洋ゲー派とされる人もいます。
別にどんなゲームを楽しもうとそんなのは人の自由だし好きにすればよいのですが、ただたまにこう、洋ゲーdisる人の中でこう、「キャラがかわいくない」「女キャラがゴツイ、キモイ」的なことでdisる人がいたりして、ですね。
ね、それ、ぶっちゃけつまり、「俺のミニチュアティムポロンはこんな女じゃノーペニセスト、勃たねぇんだよ!」
って言ってない?
とも思うわけですよ。
おまえにとってゲームの第一基準は、エロス的に勃起する女キャラがいるかいないか、なのかよっ!?
と。
そう、ワタクシは言いたい。あるあるを言いたい。い、痛い!
何ですかそれ。
(※ただし抜ける女キャラに限る)
みたいなのは!?
何を言っているんですかね。
僕は今、何を言ってるんですかね?
何を言っているかというと、僕は今、誰も味方してくれないことを言っているのです。
えー、そうです。
FPCというアメコミスーパーヒロイン物のエロス同人企画を僕と飛野てんてーで細々とやっているのですが…。
あれぇ…!?
首絞めてる! 自分の首絞めてる!
首絞めまくってるッッ!!
というかそんなにエロで売りたいなら、最初から18金枠で出せばええやん、ということですよ!
でもそーすっとこの手の企画って、たぶんあんま売れないんだろうなー。なんなんだろ。
少年誌とかにある軽いエロが良い、的なところまでは、僕もわからんでもないのですが。
『全力でエロが売りなのに、エロ枠じゃない感じで売られているのが良い』
みたいなところにはいささか同意しかねるところがございます。
いやまあ、世知辛い話で言うと、18禁枠にしてしまうと、逆にすごく即物的でガチガチのハードコアエロスが要求されてしまい、エロ以外の要素を巧く入れるのが難しいから、という感じの話はわかるのですが。
(『クピドの悪戯』シリーズとかは、成年誌枠では無理でしょうし)
なんてーんですかね。
結論としては、「壇蜜とかいまいちピンとこねぇ!」 っていう。
そんな話でございます。
あれ、結局誰も味方してくれないことを言っているだけですよ!?
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